日本プライマリ・ケア学会 第24回近畿地方会
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ご挨拶
 今年も多端な様相を呈する中、皆様には各方面でご活躍のことと存じ上げます。
 この度は、当加古川市加古郡医師会の主催にて、本年11月21日(日)に加古川市民会館におきまして、日本プライマリケア学会第24回近畿地方会を開催することとなりました。
 本学会は、医師のみのものではなく、歯科・薬科はじめ、看護・介護等に関わる多職種が共同で、地域における患者・住民を取り巻く第一線の医療・介護・福祉等の課題について報告・交流を図り、学術的研修を深め、その取組の質的向上を図るというものです。
 全国学会としては、プライマリケアにかかる国際的な連携はもとより、国内の関連学会との連携・連合を深め、一回り大きく発展を図ろうとしている段階です。
 地方会としても既に20回を超える歴史を重ね、近畿各府県の地区医師会が主催開催してきましたが、前回の第23回は伊丹市医師会主催で盛会理に執り行われました。
 ご承知のとおり、政権交代後も依然として病院の再編も含めた厳しい医療環境の中、今回は『希望としての地域医療連携とケア』をテーマとして、地域での医療やケアの連携の取組の進展の中から希望を見出していくという方向で、地元行政はじめ関係団体のご支援のもと、その内容を実のあるものとすべく準備を進めているところです。
 加古川地区でのこの規模の学会開催は稀なことではありますが、兵庫県随一の加古川の清流をはさむ温和な地域で、聖徳太子ゆかりの鶴林寺はじめ古墳も連なり、古来からの人々の営みを育んできたこの地に多くの皆様がお運びいただき、明日からの糧となるものを、いささかでもお持ち帰りいただけることを願っております。
 ご多忙の中恐縮ではございますが、それをおまとめの上一題でも多くご出題いただき、活発な会となりますよう、重ねてお願い申し上げ、呼びかけの挨拶とさせていただきます。
平成22年2月吉日
日本プライマリケア学会第24回近畿地方会
会長 河合 勝